きき猪口
ききちょこきき猪口(ききちょく)は、日本酒の試飲や利き酒を行う際に用いられる専用の器です。通常、大きな白磁製のもので、酒の色や透明度を観察しやすくするために、底に青い蛇の目模様が描かれています。このデザインは、酒の濁り具合や光の反射を確認するのに役立ち、酒をより深く味わうための重要な道具となっています。利き酒の際には、香りや味わいをしっかりと感じ取ることができる形状やサイズであることも特徴です。
関連用語
-
きき酒
きき酒(ききざけまたはききしゅ)は、日本酒の官能検査の一環として行われる評価手法のことを指します...
-
酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代...
-
外硬内軟
外硬内軟(がいこうないなん)は、日本酒の醸造過程において、理想的な状態に蒸し上げられた蒸米を指し...
-
天野酒
天野酒(あまのざけ)は、大阪府河内長野市にある天王山金剛寺で造られていた日本酒の一種で、その起源...
-
槽
槽(ふね)とは、日本酒の製造過程において、醪(もろみ)を圧搾して清酒と酒粕に分離するために使用さ...
-
酵母純度
酵母純度とは、日本酒の製造過程において試料(酒母や醪)の中に含まれる酵母のうち、添加された培養酵...
-
エチルアルコール
エチルアルコールは、化学式C2H5OHで表されるアルコールで、日本酒を含む多くのアルコール飲料の主要成...
-
蒸し
蒸しとは、日本酒の醸造過程において、酒米を加熱処理する工程のことを指します。この工程では、甑(こ...
-
酒母
酒母(もと)は、日本酒醸造において、特に重要な役割を果たす酵母の培養物であり、醪(もろみ)の発酵...
-
偏性嫌気性菌
偏性嫌気性菌(へんせいけんきせいきん)は、酸素が存在する環境では生育できない微生物の一群です。こ...