• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

  • ニュース・トピック

【IWSC 99点 世界最高得点!】世界最高峰の酒類コンクールで『月の蒸溜所』が最高得点の99点。『忠孝 The Vanilla 14 年古酒』とともに最高金賞W受賞の快挙!

公開:2025/06/04

更新:2025/06/04

酒ガイド編集部

沖縄県の泡盛蔵元・忠孝酒造株式会社(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役:大城 勤)は、世界最大級の酒類品評会「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2025」スピリッツ部門(焼酎部門)において、「最高金賞(Gold Outstanding)」を2商品でW受賞という快挙を達成。

今年度の「IWSC 2025」スピリッツ部門では91カ国から3,400点以上がエントリー。

そのうち最高金賞を受賞したのはわずか2.7%という極めて栄誉ある評価です。

今回の受賞は、ひとえに、日頃より当社のお酒をご愛顧くださる皆さまのおかげであると、心より感謝申し上げます。

特に「月の蒸溜所」は、今年度の世界最高得点である99点を獲得。

99点は7,700点以上ある全品目において3銘柄のみ(全体の0.04%)であり、アジアからは唯一の選出という名実ともに世界最高峰の評価を獲得しました。

また、「The Vanilla 14年古酒」は昨年の部門最高賞(トロフィー)に続き2年連続で最高金賞を受賞し、継続的な品質の高さと独自性が、世界の審査員から高く評価されました。

<IWSC 2025 総合結果概要>
世界最大級の酒類コンペ「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2025」では、94 カ国より合計 7,700点以上のアルコールが出品され、世界各地から実に多様な銘柄がエントリー。

そのうちスピリッツ部門は3,489点が受賞、そのサブカテゴリーである焼酎部門においては92点の受賞となりました。

<IWSC 2025 スピリッツ部門におけるメダル分布>

スピリッツ部門3,489点の受賞酒のうち、メダル配分は以下の通り。

・最高金賞(98〜99点)… 93 品目(約 2.7%)

 ※最高得点の99点は2品目(約 0.06%)
・金賞(95〜97点) … 424 品目(約 12.2%)
・銀賞(90〜94点) … 1,664 品目(約 47.7%)
・銅賞(85〜89点) … 1,308 品目(約 37.5%)

IWSC 2025 忠孝酒造の結果

スピリッツ(焼酎部門)

・【最高得点&最高金賞(99点)】月の蒸溜所 43度

・【最高金賞(98点)】忠孝 The Vanilla 14 年古酒 43度

 ※2年連続で最高金賞受賞

・【金賞(95点)】忠孝 甕熟成 18 年古酒 40度

・【銀賞(92点)】よっかこうじ 43度

・【銀賞(92点)】忠孝 30度

・【銀賞(91点)】夢航海 30度


【IWSC 2025】受賞商品の詳細

【最高得点&最高金賞(99点)】月の蒸溜所 43度

昔ながらの造りだからこそ生み出せる、珠玉のおこげ香

■商品名:月の蒸溜所
■アルコール分:43%
■容量:500ml
■販売価格:5,000円(税込)

■オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/page/moon

<IWSC審査員 テイスティングノート>

香り立ちは、ローストしたナッツと芳醇なキャラメルの風味が主体となり、ほのかに軽やかなメープルが重なります。

口に含むと、栗やピーカンナッツの力強くも調和のとれた味わいが広がり、香ばしく焼き上げたキノコのような旨味が心地よく寄り添います。

余韻はふくよかで、蒸したお米、干し椎茸、根菜類を思わせる多層的な風味が広がり、複雑かつ印象的な味わいが美しく長く続きます。

【最高金賞(98点)】忠孝 The Vanilla 14 年古酒 43度

<2年連続で最高金賞受賞>
魅惑の酵母が創る、妖艶なバニラの深世界。

■商品名:忠孝 The Vanilla 14 年古酒
■アルコール分:43%
■容量:500ml
■販売価格:12,000円(税込)

■オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000401

<IWSC審査員 テイスティングノート>

チョコレートの甘く魅力的な香りに、上品なウッディさと香ばしいバニラタルトのニュアンスが重なり、ドライマッシュルームのような奥ゆかしい香りが余韻を添えます。

口当たりはなめらかで、ミルクチョコレートのやさしい甘みと、根菜を思わせる自然な風味、ほんのり香るセサミが調和し、バランスのとれた味わいに。

ローストマッシュルームのコクと繊細なバニラが後味に溶け合い、力強く心地よい余韻が長く続きます。

【金賞(95点)】忠孝 甕熟成 18 年古酒 40度

トロリと濃密に舌をくすぐり、その余韻は深い。古酒の極み、甕熟成

■商品名:忠孝 甕熟成 18 年古酒
■アルコール分:40%
■容量:500ml
■販売価格:18,000円(税込)

■オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000525

<IWSC審査員 テイスティングノート>

スパイスと胡椒の香りがふわりと立ち上がり、やわらかなバニラと木の香りがそれを包みます。

口に含むと、醤油の深みとともに、椎茸や根菜の落ち着いた旨味が広がり、まろやかで調和の取れた味わいに。余韻は澄んだ静けさをまといながら、長く続きます。

【銀賞(92点)】よっかこうじ 43度

今までにない手間暇をかけた常識破り泡盛

■商品名:よっかこうじ
■アルコール分:43%
■容量:720ml
■販売価格:2,200円(税込)

■オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000001

<IWSC審査員 テイスティングノート>

香ばしいローストクルミの香りに、ほんのり焦げたような苦みがアクセント。

そこに椎茸の土っぽさと煎り胡麻の香ばしさが重なります。味わいは力強く、それでいて少し抜け感のある構成。モルトのコクに、青りんごのような爽やかさが印象的です。

余韻は長く続き、クラシックな深みに、花のような香りと青菜を思わせるほのかなニュアンスが漂います。

【銀賞(92点)】忠孝 30度

8年の歳月をかけて生み出された特別な酵母による濃醇フルーティー

■商品名:忠孝
■アルコール分:30%
■容量:720ml
■販売価格:1,320円(税込)

■オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000611

<IWSC審査員 テイスティングノート>

香りには椎茸のような旨味を帯びた香気が広がり、どこか魅惑的な印象を与えます。

口当たりは澄んだ印象で、やがてじわじわと渋みが広がっていきます。

栗やトースト、味噌のような複雑な風味が重なり、アニスや松、リンゴのニュアンスが奥行きを添えます。ふくよかで存在感のある味わいは、ドライな後口へと移ろい、洋梨キャンディを思わせる甘みと心地よい温かさを残します。

【銀賞(91点)】夢航海 30度

ppm5m8a">

青リンゴのようなフルーティーな香り

■商品名:夢航海
■アルコール分:30%
■容量:720ml
■販売価格:1,320円(税込)

■オンラインショップ:https://www.chuko-awamori.com/yumetanasanfruits/

<IWSC審査員 テイスティングノート>

穏やかな香りの中に、控えめなトロピカルフルーツの気配が感じられます。

口に含むと、しなやかな質感とともに、マンゴーや穏やかなスパイスの風味が広がり、隠し味のように醤油とアーモンドスキンのほろ苦さが寄り添います。フィニッシュは明るく層をなして広がり、旨味とともに、青バナナやピーチのニュアンスが長く残ります。

インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)とは

インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)は、世界中のワインとスピリッツを公正に評価し、優れた製品に賞を授与することを目的とした権威あるコンペティション。

1969年にイギリスのワイン研究者アントン・マッセル氏によって創設され、50年以上続く歴史と欧州最大の規模を誇る、世界で最も権威のある三大酒類コンペティションのひとつです。

【評価方法】

IWSCの評価プロセスは非常に厳格です。審査員にはマスター・オブ・ワイン(MW)やマスター・オブ・スピリッツ(MS)、ソムリエなどの業界の専門家が参加しており、すべての製品はブラインドテイスティングによって評価。味、香り、色、バランス、全体的な印象などに基づいて評価を行います。

【受賞について】

審査員として世界中のさまざまな酒類の専門家を招待し、それぞれの酒類部門ごとに審査。金、銀、銅の3賞に加え、さらに金賞を受賞したアイテムの中から、その年の最も優秀な銘柄に最高金賞(Gold Outstanding)のトロフィーが授与されます。

販売場所

⚫︎ 忠孝酒造公式 オンラインショップ

https://chuko-online.com
※「くぅーすの杜 忠孝蔵」LINE友だち新規登録者様(https://lin.ee/uMwO1hH4)へ随時クーポンやお得な情報を配信中です。ぜひご登録ください。

⚫︎ くぅーすの杜 忠孝蔵(忠孝酒造直営店舗)

〒901-0232 沖縄県豊見城市伊良波556-2
電話:098-851-8813
URL:https://www.chuko-awamori.com/chukogura


⚫︎ その他:沖縄県内量販店、百貨店など
※ 商品お取り扱いのご希望は下記よりご連絡ください。
忠孝酒造株式会社 営業部
TEL:098-850-1257
e-mail:call@chuko-awamori.com

忠孝酒造 受賞歴

■2025 TWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション):焼酎泡盛部門

・【最高金賞】忠孝 甕熟成 18 年古酒 40度

・【最高金賞】忠孝 The Vanilla 14 年古酒 43度

・【金賞】忠孝 GOLD PREMIUM 30度

・【銀賞】月の蒸溜所 43度

・【銅賞】よっかこうじ 43度

・【銅賞】忠孝 30度

・【銅賞】夢航海 30度

■2024 IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション):焼酎部門

・【焼酎部門トロフィー部門最高賞、最高金賞(98点)】忠孝 The Vanilla14年古酒 43度

・【最高金賞(99点)】忠孝 甕熟成 18年古酒

・【金賞(96点)】夢航海 30度

・【銀賞(93点)】月の蒸溜所 43度

■2024 フェミナリーズ世界ワインコンクール:日本蒸留酒部門

・【金賞】忠孝 The Vanilla14年古酒 43度

・【金賞】よっかこうじ 43度

・【金賞】月の蒸溜所 43度

■2024 Kura Master:泡盛部門

・【プラチナ賞】月の蒸溜所 43度

■令和6年度 泡盛鑑評会

・沖縄県知事賞(銘柄名:古酒 忠孝)


忠孝酒造株式会社

忠孝酒造株式会社

1949年に沖縄県豊見城(とみぐすく)の地で創業。
当社一番の個性は【蔵元でありながら窯元でもある、世界唯一の酒蔵】であること。
『至高の熟成を極める』という想いから、平成元年に業界で初めて熟成甕の研究を開始し、窯元としても33年の歴史を持ちます。
泡盛文化の継承と創造』を基本理念とし、泡盛の新たな可能性を追求するとともに、さらなる進化に向かって挑戦し続けます。


■公式サイト&SNS
・公式サイト: https://www.chuko-awamori.com/
・オンラインショップ: https://chuko-online.com/
・Instagram: https://www.instagram.com/chukoshuzo_okinawa/
・Twitter: https://twitter.com/chukoshuzo
・Facebook: https://www.facebook.com/chukoshuzo

■ 会社概要
名称 :忠孝酒造株式会社
代表者:代表取締役社長 大城 勤
所在地:沖縄県豊見城市字名嘉地132番地
設立 :1949年(昭和24年)

【本サイトに関するお客様からのお問い合わせ先】
忠孝酒造株式会社 広報担当:黒野
e-mail:call@chuko-awamori.com

関連記事

蒸留酒とは、発酵によって得られたアルコールを加熱し、その蒸気を冷却して液体に戻すことによって作られるお酒です。この過程を経ることで、アルコール度数が高く、風味が凝縮された酒が生まれます。蒸留酒には、焼酎、ウイスキー、ジンなどがあり、それぞれ独自の原料や製造方法、風味を持っています。日本酒は蒸留酒ではなく、醸造酒に分類されるため、発酵だけで作られています。蒸留酒はその特性から、食後酒やカクテルのベースとして親しまれています。

詳細を見る

ppm(parts per million)とは、濃度の単位の一つで、特に溶液中に含まれる溶質の量を示す際に使用されます。1リットルの溶液中に含まれる溶質の質量が1ミリグラム(mg)である場合、その濃度は1ppmと表現されます。この単位は非常に微量な成分の濃度を示すのに適しており、日本酒でも風味や品質に影響を与える微量成分の分析に用いられます。例えば、特定の香り成分や雑味成分がppmレベルで存在することがあり、醸造家はこれを考慮して日本酒の製造に取り組みます。

詳細を見る

酵母とは、アルコール発酵に欠かせない単細胞の微生物であり、主に糖分を分解してアルコールと二酸化炭素に変える役割を果たします。日本酒の醸造においては、酵母の種類によって生まれる香りや味わいが大きく変わるため、目的に応じて様々な酵母が使い分けられます。例えば、吟醸酒では芳香成分を多く生成する特性を持つ酵母が使用されることが多いです。このように、酵母は日本酒の風味を左右する重要な要素であり、発酵力が強いことから、醸造やパン製造など多岐にわたって利用されています。酵母の選択が、最終的な製品の品質に大...

詳細を見る

酒類とは、アルコールを含む飲料の総称であり、一般的には酒税法に基づいて定義されています。具体的には、アルコール分が1度以上の飲料が酒類に該当します。日本では、清酒、ビール、ワイン、焼酎など、多様な種類の酒類が存在し、それぞれの製法や原料によって特徴が異なります。また、酒類は文化や地域に根ざした飲み物であり、さまざまなシーンで楽しまれています。

詳細を見る

蒸しとは、日本酒の醸造過程において、酒米を加熱処理する工程のことを指します。この工程では、甑(こしき)と呼ばれる蒸し器を使い、米に蒸気を通すことで米を柔らかくしていきます。蒸しによって、米のデンプンが gelatinization(ゼラチン化)し、酵母が糖分を利用しやすくなります。この重要な工程は、酒の風味や香りを形成する基盤となるため、酒造りの中でも欠かせないステップです。

詳細を見る

熟成とは、日本酒が一定期間貯蔵される過程を指します。この過程では、火入れを施した清酒をタンクや瓶に貯蔵し、時間をかけて風味や香りが変化していきます。新酒特有の香りが和らぎ、飲みやすいまろやかな味わいに変わることが特徴です。熟成により、酒の中に含まれる成分が相互に作用し、より深みのあるコクや複雑な旨味を生み出します。熟成は日本酒の魅力を引き出す重要な工程であり、適切な環境下で行われることで、酒質が向上します。

詳細を見る

焼酎とは、日本の伝統的な蒸留酒であり、主に二つのカテゴリーに分類されます。甲類焼酎は連続式蒸留機を使用し、アルコール分は36度未満で、一般的にホワイトリカーと呼ばれています。乙類焼酎は単式蒸留機を使用し、アルコール分は45度以下で、本格焼酎とされます。焼酎はウイスキーやブランデーなどの蒸留酒とは異なるため、法律上別のカテゴリに分類されています。 また、焼酎にはさまざまな種類があり、乙類焼酎の場合、主原料によって多様な製品が存在します。例えば、米を主原料とする米焼酎、さつまいもを使ったいも焼酎、麦...

詳細を見る

泡盛は、沖縄県を中心とする琉球諸島特産の伝統的な蒸留酒です。主にタイから輸入された砕米を原料にし、アワモリ麹菌(アスペルギルス・オリゼーの一種)を使用して作られる麦麹を利用します。泡盛の製造過程では、掛米を使わず、麹のみで糖化を行い、その後に発酵させます。発酵したものは、単式蒸留機を用いて蒸留されるため、非常に濃厚で独特の風味を持ちます。泡盛は、その特異な製法と風味から、飲み方や料理との相性も多様で、沖縄の文化に深く根付いています。アルコール度数は一般的に高く、香りや味わいのバリエーションが...

詳細を見る

古酒とは、製造年度内に造られた新酒に対し、貯蔵期間を経て出荷・提供される日本酒を指します。一般的には、製造から3年以上熟成させた日本酒が古酒とされ、熟成によって味わいがまろやかになり、独特の深みを持つようになります。古酒の表示には明確な規定が存在しないため、3年や5年、さらには10年、15年といった長期熟成酒が有名です。長い熟成を経た日本酒は琥珀色の色調や複雑な香りを持ち、日本酒の中でも高価な部類に入ります。また、酒造業界では、酒造年度が変わると、それ以前に造られたすべての酒を古酒と呼ぶため、古酒の...

詳細を見る