• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

きき酒

ききざけ

きき酒(ききざけまたはききしゅ)は、日本酒の官能検査の一環として行われる評価手法のことを指します。このプロセスでは、まず日本酒の色や透明度を観察し、外観の良否を判断します。次に、酒の香りを嗅ぎ、そこから複雑な香りの要素を識別します。そして、最後に口に含んで味を確認し、甘味、酸味、苦味、旨味などのバランスを評価します。このように、色、香り、味の三つの要素を総合的に評価することで、日本酒の品質や特徴を明らかにし、格付けや数量化を行うことができます。きき酒は、より深く日本酒を理解するための重要な技術であり、愛好者や専門家にとって欠かせないプロセスとなっています。

関連用語

アルコール度数

アルコール度数とは、酒類に含まれるエチルアルコールの容量割合を指します。これは一般的に、酒の持つ...

酒類

酒類とは、アルコールを含む飲料の総称であり、一般的には酒税法に基づいて定義されています。具体的に...

盃(さかずき)は、中央が窪んだ円形の酒器で、下部には高台と呼ばれる突起があります。日本酒を飲むた...

中垂れ

中垂れ(なかだれ)は、日本酒の製造過程において、圧搾が行われる際に途中で出てくる清酒のことを指し...

対流

対流とは、液体や気体の中で温度差によって生じる移動現象のことを指します。日本酒の製造過程において...

硫化臭

硫化臭とは、日本酒の醸造過程において発生することがある特有の臭いのことで、主に酒母の湧き上がりや...

ひねり餅

ひねり餅とは、酒造りの過程において、蒸し上がりの米を少量取り出し、手のひらでつぶしてこねて餅状に...

ホモ乳酸発酵

ホモ乳酸発酵とは、糖類が乳酸のみを生成する過程を指します。この発酵プロセスでは、グルコース(ブド...

FY

FY(Fiscal Year)は、会計年度のことを指し、企業や政府機関などが収入や支出を整理・分類するために設...

生もと系酒母

生もと系酒母は、日本酒の醸造において使用される酒母の一種です。この酒母は、特に乳酸菌を自ら培養す...