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ダービディティ

だーびでぃてぃ

単語:ダービディティ

ダービディティは、清酒の濁りの程度を測る指標であり、タービディティとも呼ばれます。この数値は、清酒がどれほど透明か、または濁っているかを示します。具体的には、蒸留水を用いた場合、0が完全に透明であり、数値が増えるほど濁りが増します。20以下であれば非常に澄んでいるとされ、30以下が標準的な濁り具合です。50程度になると明らかに濁りが見え、100を超えると相当な濁りを持つと判断されます。この指標は、飲み手にとって清酒の品質や風味の推測に役立つ情報となります。

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清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を漉すことによって、澄んだ酒に仕上げられる点から「清酒」という名称が生まれました。また、清酒は特に醸造アルコールを添加せず、純粋に米の成分から生成されたものを指す場合が多いです。飲み方や提供方法も多様で、和食との相性が良く、冷やしても、温めても楽しむことができます。最も代表的な日本の伝統的な酒であり、国内外で高く評価されています。

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