蛇の目きき猪口
じゃのめききちょこ**蛇の目きき猪口**は、日本酒を盃う(すすい)で味わう際に用いる特殊な器です。この猪口は主に大きな白磁で作られており、底には特徴的な青い蛇の目模様が描かれています。これは、酒の薄い濁り具合を観察するための工夫であり、蛇の目模様によって光の反射が助けられ、酒の色合いやクリアさをより鮮明に確認することができます。このように、蛇の目きき猪口は日本酒の品評や利き酒において、その特性を最大限に引き出す重要な役割を果たしています。
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