玉泡
高泡(こうあわ)とは、日本酒の発酵過程における特定の状態を指します。醪(もろみ)の発酵が進行しており、酵母が活発に活動することで発生する高い泡のことを言います。留め仕込み後、約1~3日間で泡の状態は変化し、最初は筋泡、水泡、岩泡と段階を経て、最も泡が盛り上がった状態が高泡となります。この高泡の状態は数日間続いた後、徐々に泡が減少し、落泡(おちあわ)の段階に移行します。高泡は、本泡(ほんあわ)または本高泡(ほんたかあわ)とも呼ばれることがあります。この泡の高さは、酒の発酵の活発さや健康度を示す指...
詳細を見る発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主に酵母が糖をアルコールと二酸化炭素に変換することで、酒を醸造します。発酵は、呼吸と異なり、基質が完全に酸化されることはなく、その過程でアルコールや有機酸などの有用な物質が生成されるのが特徴です。これにより、酒独特の風味や香りが生まれ、風味豊かな日本酒ができあがります。発酵は、酒造りにおいて非常に重要な工程であり、温度や時間、酵母の種類などによってその結果が大きく変わります。
詳細を見る醪(もろみ)とは、日本酒の醸造過程における主発酵の状態を指す用語です。酒母(しゅぼ)、麹(こうじ)、蒸米(むしまい)、仕込み水を組み合わせてタンク内で発酵させたもので、酒造りの中心的な工程となります。具体的には、酒母に水、麹、蒸米を数回に分けて投入し、糖化と発酵を進めることで、清酒の基盤を形成します。 醪の発酵が進むと、アルコールと二酸化炭素が生成され、液体部分が酒(原酒)となり、固形物が酒粕として分離されます。醪は一般的には酒類となる前の段階であり、酒税法においては発酵を行った原料の状態を...
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吟醸酒
吟醸酒は、日本酒の特定名称酒の一つであり、原料として精米歩合60%以下の白米、米麹、水、さらに場合によっては醸造アルコ...
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酵母
酵母とは、アルコール発酵に欠かせない単細胞の微生物であり、主に糖分を分解してアルコールと二酸化炭素に変える役割を果た...
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発泡酒
発泡酒とは、炭酸ガスを含んだお酒の一種であり、一般的にはビールとは異なる製法で作られる酒類を指します。発泡酒には、さ...
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酸性カルボキシペプチダーゼ
酸性カルボキシペプチダーゼとは、蛋白質やペプチドを分解してアミノ酸を生成する酵素の一種です。この酵素は主に酸性の環境...
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セルラーゼ
セルラーゼとは、セルロース(繊維素)を加水分解する酵素のことで、日本酒の製造過程において重要な役割を果たします。特に...
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白ボケ
白ボケとは、日本酒が貯蔵中に透明度が低下し、白濁してくる現象を指します。これは主に、火入れによって変性した麹の酵素(...