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雪冷え

ゆきびえ

「雪冷え」とは、日本酒を冷やす際の温度帯の一つで、約5℃前後を指します。この温度では、酒の風味や香りが最も引き立つ状態となります。雪冷えにすると、日本酒はシャープでクリアな味わいになり、特に吟醸酒純米酒などの華やかな香りが感じられます。ただし、これ以上冷やしてしまうと、酒の持つ味や香りが十分に感じられなくなってしまうため、バランスが重要です。日本酒を雪冷えで楽しむことで、特有の飲みごたえと、洗練された風味を堪能することができます。

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吟醸酒は、日本酒の特定名称酒の一つであり、原料として精米歩合60%以下の白米、米麹、水、さらに場合によっては醸造アルコールを使用します。吟醸酒は、その製造過程において低温でじっくりと発酵させる「吟醸造り」技法が用いられ、これにより華やかでフルーティーな香りと、すっきりとした淡麗な味わいが特徴となります。 具体的には、精米歩合が60%以下である白米を使用し、香味や色合いが良好な清酒として仕上げられます。醸造アルコールは原料白米の重量の10%を超えない範囲で使用されます。吟醸酒には、純米吟醸酒や大吟醸...

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