• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

濁度

だくど

濁度とは、日本酒の清澄度を示す指標であり、液体の濁りの程度を数値化したものです。タービディティとも呼ばれ、濁度の値は低いほど清澄で澄んだ酒を意味します。具体的には、蒸留水の濁度を0とした場合、濁度が20以下であれば非常にサッパリとしたクリーンな酒とされ、30以下なら標準的な透明度を維持しています。50以上になると少し濁りが目立ち、100に近づくと明らかに濁りが強く、味わいや香りに影響を与えることがあります。このため、特に濁度が低い日本酒は、鮮明で洗練された味わいが楽しめる傾向があります。

関連用語

純米酒

純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみ...

清酒

清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...

濁り酒

濁り酒とは、発酵過程で生成された酒造りの副産物や雑味成分を完全に取り除かずに、粗い濾過を施した清...

発酵

発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主...

濾過

濾過(ろか)は、日本酒の製造過程において、清酒の滓(おり)を取り除く重要な工程です。搾りたての日...

糸状菌

糸状菌とは、細長い細胞から構成される微生物の一種で、一般的には菌糸と呼ばれる構造を持っています。...

和釜

和釜(わがま)は、主に日本酒の製造過程で用いられる伝統的な蒸し器の一種です。特に三州釜として知ら...

灘目

灘目(なだめ)とは、日本酒の名産地である兵庫県の一部を指し、特に日本酒の酒造りにおいて重要な地域...

食品衛生法

食品衛生法は、日本における食品の安全性を確保するための法律です。この法律は、食品が原因となる衛生...

濁度

濁度とは、日本酒の清澄度を示す指標であり、液体の濁りの程度を数値化したものです。タービディティと...