• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

木香

きが

木香(きこう)とは、日本酒の製造や貯蔵過程において、木製の容器、特に杉の木桶を使用することによって日本酒に移ってくる天然の香りを指します。木製の樽や桶に保管されている間に、酒が杉材から吸収する香り成分が含まれており、これにより独特の風味やアロマが日本酒に与えられます。木香は、飲む際の味わいや香りの深みを増す要素として、多くの日本酒ファンに愛されています。適切な貯蔵条件であることが、木香の質を高めるためには重要です。

関連用語

酒米

「酒米」とは、日本酒の製造に使用される米を指します。この中には、「酒造好適米」と呼ばれる特に日本...

熟成

熟成とは、日本酒が一定期間貯蔵される過程を指します。この過程では、火入れを施した清酒をタンクや瓶...

精米

精米とは、玄米の表面を削り、一部の成分を取り除くプロセスを指します。この作業は、日本酒の醸造にお...

杜氏

杜氏(とうじ)とは、酒蔵において酒造り全般を指揮する最高責任者のことを指します。杜氏は、酒造りを...

MC炭

MC炭とは、分子篩活性炭の一種で、日本酒の醸造過程で用いられる脱臭剤として知られています。特に、ビ...

特定低品位米

特定低品位米とは、特に品質基準を満たさないとされる米のことを指します。この米は、一般的に食品とし...

パスカルの三角形

パスカルの三角形とは、数の配列を三角形の形に並べたもので、各数はその上にある2つの数の和で構成され...

一斗

一斗(いっと)は、日本の容量の単位で、主に日本酒やその他の液体の計量に使用されます。一斗は約18.03...

α化

α化(アルファか)とは、米に含まれる生の澱粉(主にβ-澱粉)に水を加えて加熱した際に起こる化学的変化...

肌めし

肌めしとは、蒸きょうの際に、甑(こしき)に接触している蒸米の部分を指します。この部分は、蒸し上が...

貯蔵とは、日本酒を火入れした後に一定期間寝かせて香味を熟成させるプロセスを指します。この期間中、日本酒は味や香りがまろやかになり、全体的なバランスが整います。一般的には、タンク内で熟成が行われますが、一部の蔵では瓶詰め後も低温で保管し、瓶貯蔵することがあります。このような貯蔵方法によって、酒質がさらに向上し、独特の風味が増すことが期待されます。

詳細を見る