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甘辛度

あまからど

甘辛度とは、日本酒の味わいにおける甘さと辛さのバランスを示す指標です。具体的には、日本酒内のブドウ糖濃度と酸度をもとに算出され、甘辛度の値は日本酒の風味特性を理解するための手助けとなります。甘辛度は実際には数値で表されており、-3から+3までの範囲で評価されます。例えば、-3は非常に辛い、0はどちらでもない、+3は非常に甘いという具合に、数値が高いほど甘さを、低いほど辛さを示します。このように甘辛度は清酒の基本的な風味を把握するための重要な要素であり、飲む人の好みに応じた選択ができるようになります。

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清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を漉すことによって、澄んだ酒に仕上げられる点から「清酒」という名称が生まれました。また、清酒は特に醸造アルコールを添加せず、純粋に米の成分から生成されたものを指す場合が多いです。飲み方や提供方法も多様で、和食との相性が良く、冷やしても、温めても楽しむことができます。最も代表的な日本の伝統的な酒であり、国内外で高く評価されています。

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