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着色粒

ちゃくしょくりゅう

着色粒とは、玄米の表面が部分的または全体的に色づいている粒のことを指します。この着色は、さまざまな要因により発生することがありますが、特に病害や虫害の影響によるものが多いです。ただし、精米プロセスによって取り除かれる影響があるため、直接的な精米前の状態での観察が重要です。日本酒の品質にとっては、これらの粒が含まれることが良い影響を与えることは少ないため、選別の際には注意が必要です。

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玄米とは、稲の籾から脱穀され、籾殻が取り除かれた状態の米のことを指します。玄米は、白米と異なり、外皮や胚芽が残っているため、栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。このため、健康志向の高まりを受けて、玄米を使った日本酒も増えてきています。日本酒の製造においては、玄米を使用した場合、白米よりも香りや味わいに独自の特性が出ることが多く、個性的な日本酒を楽しむことができます。

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