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着色粒

ちゃくしょくりゅう

着色粒とは、玄米の表面が部分的または全体的に色づいている粒のことを指します。この着色は、さまざまな要因により発生することがありますが、特に病害や虫害の影響によるものが多いです。ただし、精米プロセスによって取り除かれる影響があるため、直接的な精米前の状態での観察が重要です。日本酒の品質にとっては、これらの粒が含まれることが良い影響を与えることは少ないため、選別の際には注意が必要です。

関連用語

酵母

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精米

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精米歩合

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火落ち

火落ち(ひおち)とは、日本酒の製造過程において、火落菌(ひおちきん)が増殖することで発生する現象...

醪の状貌

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生もと

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圧搾機

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栗香(くりか)は、日本酒の香りの一種で、特に出麹の段階で感じられる特徴的な香りを指します。この香...

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引き込みとは、日本酒の製造過程における重要な作業であり、蒸し上げた米を麹室に運び入れる作業を指し...

食糧管理法

食糧管理法とは、主に米の生産と流通を管理するために制定された法律で、米の需給調整や必要量の確保を...

精米とは、玄米の表面を削り、一部の成分を取り除くプロセスを指します。この作業は、日本酒の醸造において非常に重要です。米の表面には、酒に対して悪影響を与える蛋白質や脂質、灰分、さらにはビタミン類などが多く含まれています。これらを取り除くことで、清酒の品質や風味を向上させます。精米は「米をみがく」とも表現され、精米歩合が低くなるほど米が白くキャラクターが際立っていきます。例えば、精米歩合が50%であれば、玄米の50%を削った状態を意味しており、一般的に精米歩合が低いほど高品質な日本酒が醸造されるとされ...

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玄米とは、稲の籾から脱穀され、籾殻が取り除かれた状態の米のことを指します。玄米は、白米と異なり、外皮や胚芽が残っているため、栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。このため、健康志向の高まりを受けて、玄米を使った日本酒も増えてきています。日本酒の製造においては、玄米を使用した場合、白米よりも香りや味わいに独自の特性が出ることが多く、個性的な日本酒を楽しむことができます。

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