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連続蒸米器

れんぞくむしまいき

連続蒸米器とは、日本酒の製造過程で使用される機器で、米を効率的に蒸すための装置です。一般的には、横型式と竪型式の2種類があります。横型式は蒸気層の中を通るベルトコンベア方式を採用しており、米を連続的に移動させながら蒸します。一方、竪型式は円筒の上部から米を投入し、下部から蒸気を吹き込むことで米を蒸し上げます。いずれの方式も、その効率性から大量生産を可能とし、品質の均一性を保ちながら蒸米を行うことができます。

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蒸米とは、麹づくりや酒母、醪(もろみ)造りに用いるために、特別に蒸したお米のことを指します。蒸米は、まず白米を洗浄し、水に浸漬させてから蒸し上げます。このプロセスにより、米は柔らかくなり、酵母や麹菌が働きやすい状態になります。蒸米は、日本酒の醸造において非常に重要な素材であり、酒の風味や香りに大きな影響を与える役割を果たします。

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蒸しとは、日本酒の醸造過程において、酒米を加熱処理する工程のことを指します。この工程では、甑(こしき)と呼ばれる蒸し器を使い、米に蒸気を通すことで米を柔らかくしていきます。蒸しによって、米のデンプンが gelatinization(ゼラチン化)し、酵母が糖分を利用しやすくなります。この重要な工程は、酒の風味や香りを形成する基盤となるため、酒造りの中でも欠かせないステップです。

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