BY
ぶるわりーいやーBY(Brewery Year)とは、日本酒の酒造年度を示す用語で、7月1日から翌年の6月30日までの期間を指します。この期間は新酒の製造が始まるタイミングに合わせて設定されており、各年代の収穫米を使って造られた日本酒に対して、その酒造年度を表す番号がラベルに記載されます。例えば、2015年に醸造された日本酒には「15BY」と表示され、これは2015年度の酒造りを示します。BYは、国内の酒造業者が国税庁に対して出荷数量を申告する際の基準ともなっており、日本酒における重要な識別情報の一つです。
関連用語
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火入れ
火入れとは、日本酒の製造過程において、上槽(しぼり)後の清酒を60℃から65℃程度に加熱し、殺菌と酵素...
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原料米
原料米とは、日本酒を造るために使用されるお米のことを指します。一般的に「酒造好適米」または「酒米...
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酵母
酵母とは、アルコール発酵に欠かせない単細胞の微生物であり、主に糖分を分解してアルコールと二酸化炭...
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仕込み
仕込みとは、日本酒の醸造過程における重要な工程で、原材料である麹、蒸米、水を混ぜ合わせて、酛(酒...
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純米酒
純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみ...
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生酒
生酒とは、搾りたての日本酒であり、出荷までに一切の加熱処理(火入れ)を行っていない清酒のことを指...
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貯蔵
貯蔵とは、日本酒を火入れした後に一定期間寝かせて香味を熟成させるプロセスを指します。この期間中、...
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酒米
「酒米」とは、日本酒の製造に使用される米を指します。この中には、「酒造好適米」と呼ばれる特に日本...
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ヘテロ乳酸発酵
ヘテロ乳酸発酵とは、特定の微生物が糖類を乳酸に変える過程の一つで、ホモ乳酸発酵とは異なり、乳酸に...
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YK-35
YK-35とは、日本酒の特定の製法やレシピを指す略語で、主に全国新酒鑑評会での受賞を目指す際に用いられ...
酒造年度(さかぞうねんど)とは、日本の日本酒における醸造期間を指し、毎年7月1日から翌年の6月30日までの1年間を1酒造年度と定めています。この期間は新酒製造の開始日からの区切りであり、業界内では「BY」(Brewery Year)と略されることが一般的です。例えば、平成29年の7月1日から翌年の6月30日までに醸造された日本酒は「29BY」と表記されます。このように、酒造年度は日本酒の製造や流通における重要な指標の一つとなっています。なお、使用される年の表記は元号で、国や文化により異なるため、国外ではこのアプローチが理解...
詳細を見る新酒とは、その年の酒造年度内(7月1日から翌年の6月30日まで)に製造され、出荷された日本酒のことを指します。一般的には、出来上がったばかりの日本酒を新酒と称し、特にその年に収穫された新米を使用して醸造されたものが含まれます。このため、新酒はフレッシュな味わいや香りを楽しむことができるのが特徴です。特に12月から2月頃の冬季に市場に出回る新酒は、まだ熟成が進んでいないため、「新酒香」と呼ばれる特有の香りが楽しめます。また、酒造業界においては、製造年度(BY: Brewer Year)内に出荷されたもの全てを新酒と分...
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