ぬる燗
ぬるかんぬる燗とは、日本酒を温めて飲む際の温度の一つで、一般的には約40℃前後の温度帯を指します。ぬる燗は、酒の香りや味わいを引き立てるため、特に味わい深い純米酒や本醸造酒に適しています。この温度で日本酒を楽しむことにより、米の甘みや旨味が感じやすくなり、飲み口がまろやかになることで、食事との相性も良くなります。ぬる燗は、温度感覚が心地よく、特に寒い季節に人気の飲み方です。
関連用語
-
酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代...
-
泡笠
泡笠(あぶりかさ)とは、日本酒の製造過程において、酒母や醪(もろみ)が高泡の状態になった際に、そ...
-
酢酸菌
酢酸菌とは、主にエチルアルコールを酸化して酢酸を生成する細菌の総称です。日本酒の醸造過程では、酢...
-
心白
心白(こころしろ)とは、米粒の中心部に存在する白色で不透明な部分を指します。この心白の特徴は、内...
-
ホルマリン
ホルマリンとは、主にホルムアルデヒドを約40%含む無色の液体で、特有の刺激臭があります。日本酒の製...
-
新酒
新酒とは、その年の酒造年度内(7月1日から翌年の6月30日まで)に製造され、出荷された日本酒のことを指...
-
湿熱殺菌
湿熱殺菌とは、加熱した水蒸気を利用して微生物や病原菌を殺菌する方法です。このプロセスは、一定の温...
-
低アルコール清酒
低アルコール清酒とは、一般的な日本酒よりもアルコール度数が低い清酒のことを指します。通常の日本酒...
-
培養酵母
培養酵母とは、特定の優れた特性を持った酵母を選び、純粋に育てたものです。日本酒の醸造においては、...
-
生もと系酒母
生もと系酒母は、日本酒の醸造において使用される酒母の一種です。この酒母は、特に乳酸菌を自ら培養す...
本醸造酒は、酒税法に基づいて定められた特定名称酒の一つであり、原料として精米歩合が70%以下の白米、米麹、醸造アルコール、水を使用しています。香味や色沢が優れた清酒であることが求められています。特に注意すべき点は、醸造アルコールの使用量が白米の重量の10%を超えないように制限されていることです。 本醸造酒は、“純米”と名の付く酒を除く特定名称酒の中では、米・米麹・醸造アルコールを基本原料としており、製法品質表示基準に従って製造されています。この名前は「本醸造酒」に統一されており、従来の呼称である「...
詳細を見る純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみを使用しているため、添加物や醸造アルコールは一切含まれていません。このため、純米酒はお米本来の風味を存分に楽しむことができ、豊かな味わいを持つことが特徴です。 製法品質表示基準に基づいて、純米酒は特定名称酒の一つとして認定されています。この基準によれば、香味や色沢が良好であることが求められていますが、厳密な精米歩合の基準は設定されていません。一般的に純米酒は、しっかりとした味わいと芳醇な香りが楽し...
詳細を見る