ぬる燗
ぬるかんぬる燗とは、日本酒を温めて飲む際の温度の一つで、一般的には約40℃前後の温度帯を指します。ぬる燗は、酒の香りや味わいを引き立てるため、特に味わい深い純米酒や本醸造酒に適しています。この温度で日本酒を楽しむことにより、米の甘みや旨味が感じやすくなり、飲み口がまろやかになることで、食事との相性も良くなります。ぬる燗は、温度感覚が心地よく、特に寒い季節に人気の飲み方です。
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酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代...
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辛口
辛口とは、日本酒の味わいの一つで、一般的に甘さが少なく、すっきりとした飲み口を持つことを指します...
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にごり酒
にごり酒は、醪(もろみ)を目の粗い布や網で粗ごしして作られる、日本酒の一種です。そのため、白く濁...
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心白
心白(こころしろ)とは、米粒の中心部に存在する白色で不透明な部分を指します。この心白の特徴は、内...
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酵母仕込み
酵母仕込みとは、酒造りにおいて、通常の酒母(しゅぼ)の代わりに培養された酵母を使用する仕込み方法...
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塗り破精
塗り破精とは、米粒の表面にのみ麹菌が繁殖し、内部には十分な発酵が行われていない状態の麹を指します...
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破精
破精(はせい)とは、麹米の表面に見える麹菌の菌糸によって形成される白い斑点のことを指します。これ...
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精米機
精米機とは、米を精白するための機械であり、日本酒の製造工程において重要な役割を果たします。特に酒...
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一生
一生(いっせい)は、日本酒の計量単位の一つで、容量は1800ミリリットル(ml)に相当します。この単位...
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蒸し
蒸し(むし)とは、日本酒の醸造工程の一つで、酒米を加熱する作業を指します。この工程では、甑(こし...
本醸造酒は、酒税法に基づいて定められた特定名称酒の一つであり、原料として精米歩合が70%以下の白米、米麹、醸造アルコール、水を使用しています。香味や色沢が優れた清酒であることが求められています。特に注意すべき点は、醸造アルコールの使用量が白米の重量の10%を超えないように制限されていることです。 本醸造酒は、“純米”と名の付く酒を除く特定名称酒の中では、米・米麹・醸造アルコールを基本原料としており、製法品質表示基準に従って製造されています。この名前は「本醸造酒」に統一されており、従来の呼称である「...
詳細を見る純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみを使用しているため、添加物や醸造アルコールは一切含まれていません。このため、純米酒はお米本来の風味を存分に楽しむことができ、豊かな味わいを持つことが特徴です。 製法品質表示基準に基づいて、純米酒は特定名称酒の一つとして認定されています。この基準によれば、香味や色沢が良好であることが求められていますが、厳密な精米歩合の基準は設定されていません。一般的に純米酒は、しっかりとした味わいと芳醇な香りが楽し...
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