• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

酒の五味

さけのごみ

酒の五味とは、日本酒の味を構成する五つの基本的な味のことを指します。これらは、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味です。この五味のバランスや調和がとれていることが、旨味に満ちた良質な日本酒として評価されます。

「甘味」はふくよかさやまろやかさを生み出し、「酸味」は爽やかさや引き締め効果を持つ要素です。「辛味」は刺激を与え、「苦味」は深みや複雑さを醸し出します。「渋味」は果実や穀物の特徴を引き立て、口の中での余韻を創造します。これらの味は、酒の風味のみならず、飲みごたえや喉越しにも重要な役割を果たします。日本酒の味わいを楽しむ上で、これらの五味のバランスを理解することが大切です。

関連用語

新酒香(新酒ばな)

新酒香(新酒ばな)とは、日本酒の新しい製造年度である新酒に特有の香りを指します。この香りは、主に...

混合指示薬

混合指示薬とは、特定のpH範囲に応じて色が変わる物質を混合したものです。日本酒の酸度を測定する際に...

BY

BY(Brewery Year)とは、日本酒の酒造年度を示す用語で、7月1日から翌年の6月30日までの期間を指します...

含糖質物

含糖質物とは、砂糖や糖蜜、蜂蜜などのように、糖分を多く含む物質を指します。これらの物質は、主にそ...

木香

木香(きこう)とは、日本酒の製造や貯蔵過程において、木製の容器、特に杉の木桶を使用することによっ...

黒粕

黒粕とは、日本酒の製造過程で生成される酒粕の一種であり、表面に黒または褐色の斑点が現れた状態を指...

シングル酵母

シングル酵母とは、日本酒の醸造において使用される特定の酵母株のことを指します。一般的には、日本醸...

下面酵母

下面酵母(しためこうぼ)は、発酵プロセスの後半において、重力によって下に沈殿する特性を持つ酵母の...

米糠

米糠(こめぬか)は、玄米を精米する過程で取り除かれる外皮や胚芽部分からなる副産物です。精米歩合に...

搾り

搾りとは、日本酒の製造過程において、醪(もろみ)から清酒を取り出す工程を指します。この過程では、...