上燗
じょうかん上燗(うわかん)は、日本酒の温め方の一つで、燗酒の温度の中で特に高い温度帯を指します。一般的には約50℃前後の温度で、上燗にすると日本酒の香りが引き立ち、味わいがまろやかになります。特に旨味成分が強調され、食事との相性が良くなるため、寒い季節や温かい料理と一緒に楽しむのに適しています。ただし、温度が高すぎるとアルコールの香りが強くなりすぎたり、風味が損なわれることがあるため、適切な温度をキープすることが大切です。
関連用語
-
酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代...
-
清酒
清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...
-
関係湿度
関係湿度とは、ある特定の体積の空気中に含まれる水蒸気の量を示す指標で、実際の水蒸気圧をその空気の...
-
従量税
従量税とは、酒類に対して課される税金の一種で、課税の基準となるのは酒造場から移出される数量や、輸...
-
もと
「もと」とは、日本酒の製造過程において重要な役割を果たす「酒母」(しゅぼ)を指します。酒母は、醸...
-
高分子物質
高分子物質とは、非常に多くの小さい分子が連結していることによって形成される大きな分子のことを指し...
-
水切り
水切りとは、酒造りにおいて白米を浸漬タンクから排出し、水分を適切に取り除く工程のことを指します。...
-
食後酒
食後酒とは、食事の後に楽しむためのお酒のことを指します。一般的には、デザートや軽食と一緒に楽しむ...
-
淡麗
淡麗とは、日本酒のスタイルや特徴の一つで、雑味が少なく、シャープで透明感のある酒質を指します。淡...
-
規格外米
規格外米とは、品質や外観が日本酒用の基準を満たしていない水稲粳玄米のことを指します。具体的には、...