じょうかん
上燗
上燗(うわかん)は、日本酒の温め方の一つで、燗酒の温度の中で特に高い温度帯を指します。一般的には約50℃前後の温度で、上燗にすると日本酒の香りが引き立ち、味わいがまろやかになります。特に旨味成分が強調され、食事との相性が良くなるため、寒い季節や温かい料理と一緒に楽しむのに適しています。ただし、温度が高すぎるとアルコールの香りが強くなりすぎたり、風味が損なわれることがあるため、適切な温度をキープすることが大切です。
関連用語
-
酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代表的な酒器には、猪口...
-
清酒
清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を漉すことによって、澄...
-
おり酒
おり酒(おりざけ)とは、醪(もろみ)の搾り工程で、細かい目の布で搾った後にタンクの底に沈殿する物質を含む日本酒のこと...
-
山廃仕込み
山廃仕込み(やまはいじこみ)とは、日本酒の製造における伝統的な酒母(しゅぼ)の仕込み方法の一つです。この技法は、生酛...
-
熟成古酒
熟成古酒とは、3年以上の期間にわたり蔵元で熟成された清酒を指します。このプロセスによって、お酒は時間と共に風味が深まり...
-
アルコール発酵
アルコール発酵とは、無酸素の環境下で酵母や細菌が糖類を分解し、エネルギーを生成する過程です。このプロセスでは、ブドウ...
※ 本ページは一般的な用語解説です。実際の表示や基準は商品・酒蔵により異なる場合があります。