• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

触媒

しょくばい

触媒とは、化学反応の際に自身は変化せず、他の物質の反応を促進する物質のことを指します。日本酒の製造過程では、触媒として酵素が重要な役割を果たします。特に、米のデンプンを糖に変えるためのアミラーゼ酵素や、糖をアルコールに変えるための醸母に含まれる酵素が含まれています。これらの酵素は反応を速めることで発酵プロセスを円滑に進め、最終的な味わいや香りに大いに寄与します。触媒の存在によって、日本酒の製造過程は効率的かつ効果的になります。

関連用語

アルコール

アルコールは、有機化合物の一種で、分子中に水酸基(-OH)を含むことが特徴です。一般的に、1つの水酸...

酵母

酵母とは、アルコール発酵に欠かせない単細胞の微生物であり、主に糖分を分解してアルコールと二酸化炭...

酸化

酸化とは、物質が酸素と化合する現象を指します。日本酒においては、酸化が進むことで香味成分に悪影響...

清酒

清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...

発酵

発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主...

桶買い

桶買いとは、酒造業者間で日本酒を販売容器に詰めず、主に原酒の状態で取引することを指します。この取...

仕込み

仕込みとは、日本酒の醸造過程における重要な工程で、原材料である麹、蒸米、水を混ぜ合わせて、酛(酒...

酸度

酸度は、日本酒に含まれる酸の量を示す指標であり、通常は1.0〜2.0の範囲で表されます。この数字が大き...

腐造乳酸菌

腐造乳酸菌は、醪(もろみ)中で活動し、乳酸を生成する特定の乳酸菌の一群を指します。この菌は、主に...

過酸化水素水

過酸化水素水は、主に消毒や殺菌に用いられる化学物質です。一般的には30~35%の濃度で販売されており...

アミラーゼは、主に澱粉を加水分解する酵素であり、日本酒の醸造過程において重要な役割を果たします。澱粉を分解して、糖分に変えることで、酵母がその糖分を発酵させ、アルコールを生成するための基盤を作ります。アミラーゼには、液化型(α-アミラーゼ)と糖化型(グルコアミラーゼ)の2種類があります。液化型アミラーゼは澱粉をデキストリンのような中程度の大きさの糖に分解し、糖化型アミラーゼはより小さなグルコース単位にまで分解します。この二つのプロセスとも、日本酒の風味やアルコール度数に直接影響を与え、醸造の品質...

詳細を見る

酵素とは、生物が生成するタンパク質の一種で、さまざまな化学反応を促進する触媒の役割を果たします。日本酒の製造過程においては、酵素が重要な役割を担っており、特に麹菌から生成される酵素が米のデンプンを糖に分解し、糖をアルコールに変える重要なプロセスを助けます。具体的には、α-アミラーゼやグルコアミラーゼなどの酵素が、米のデンプンを効率的に分解し、発酵を促進することで香りや味わいを生み出します。酵素の働きによって、日本酒特有の風味が形成されるため、酵素は日本酒の品質に大きな影響を与える重要な要素です。

詳細を見る

発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主に酵母が糖をアルコールと二酸化炭素に変換することで、酒を醸造します。発酵は、呼吸と異なり、基質が完全に酸化されることはなく、その過程でアルコールや有機酸などの有用な物質が生成されるのが特徴です。これにより、酒独特の風味や香りが生まれ、風味豊かな日本酒ができあがります。発酵は、酒造りにおいて非常に重要な工程であり、温度や時間、酵母の種類などによってその結果が大きく変わります。

詳細を見る