斗瓶
とびん斗瓶(とびん)とは、一般的に1斗(約18リットル)を収容できる大きさの瓶を指します。主に日本酒の上槽(じょうそう)作業において、酒蔵で出品酒を貯蔵するために使用されることが多いです。斗瓶は、酒の風味や品質を保ちながら長期間保存できるため、大量生産の際に重要な役割を果たします。また、伝統的な酒造りにおいても、斗瓶を利用することで、酒の持つ魅力を最大限に引き出すことが可能です。
関連用語
-
酒器
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代...
-
熟成
熟成とは、日本酒が一定期間貯蔵される過程を指します。この過程では、火入れを施した清酒をタンクや瓶...
-
清酒
清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...
-
貯蔵
貯蔵とは、日本酒を火入れした後に一定期間寝かせて香味を熟成させるプロセスを指します。この期間中、...
-
容積重
容積重とは、一定の容積(一般的には1リットル)の玄米や米の重さを指す指標です。この値が大きいほど、...
-
エチルアルコール
エチルアルコールは、化学式C2H5OHで表されるアルコールで、日本酒を含む多くのアルコール飲料の主要成...
-
穀粒計
穀粒計とは、米の粒数を正確に測定するための道具です。特に、玄米粒の大きさに合わせた溝が縦横に配置...
-
汲水歩合
汲水歩合(くみみずぶあい)とは、仕込みに使用する水の量に対する米の重量の割合を示す指標です。この...
-
原料処理
原料処理とは、日本酒を造るために使用する原料、特に白米の準備を行う一連の工程を指します。このプロ...
-
非電解質
非電解質は、水に溶解しても電気を通すイオンを生成しない物質です。代表的な例としては、砂糖やアルコ...
貯蔵とは、日本酒を火入れした後に一定期間寝かせて香味を熟成させるプロセスを指します。この期間中、日本酒は味や香りがまろやかになり、全体的なバランスが整います。一般的には、タンク内で熟成が行われますが、一部の蔵では瓶詰め後も低温で保管し、瓶貯蔵することがあります。このような貯蔵方法によって、酒質がさらに向上し、独特の風味が増すことが期待されます。
詳細を見る上槽(じょうそう)は、日本酒の製造過程において完熟した醪(もろみ)を圧搾し、清酒と酒粕に分ける重要な操作を指します。この過程は「搾り(しぼり)」とも呼ばれ、伝統的には酒袋に醪を詰めて槽(ふね)に並べ、重力の力で自然に清酒を抽出する方法が用いられました。 上槽の基本的な流れは次の通りです。まず、醪を約5〜9リットルの酒袋に詰め、槽に並べて積み上げます。この初めに流れ出る濁った清酒を「荒走り(あらばしり)」と呼びます。槽が酒袋でいっぱいになると、上からカサ枠を載せて更に袋を積み重ね、通常約3時間ほど...
詳細を見る