下り酒
くだりざけ下り酒とは、江戸時代に江戸に送られてくる灘(兵庫県)や大阪の地域で醸造された日本酒を指します。この酒は、主にその上流の地域から下流の江戸まで輸送されることから「下り酒」と呼ばれるようになりました。下り酒は、上方の地酒に分類されるもので、当時の江戸の人々に人気があり、特に特別な賜り物や祝い事に用いられていました。また、「下りもの」とも言われ、その地域特有の風味や香りを持つため、現在でもその伝統が守られる酒造りの一端となっています。
関連用語
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仕込み
仕込みとは、日本酒の醸造過程における重要な工程で、原材料である麹、蒸米、水を混ぜ合わせて、酛(酒...
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酒米
「酒米」とは、日本酒の製造に使用される米を指します。この中には、「酒造好適米」と呼ばれる特に日本...
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上槽
上槽(じょうそう)は、日本酒の製造過程において完熟した醪(もろみ)を圧搾し、清酒と酒粕に分ける重...
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清酒
清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...
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生酒
生酒とは、搾りたての日本酒であり、出荷までに一切の加熱処理(火入れ)を行っていない清酒のことを指...
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枝桶
枝桶(えだおけ)とは、日本酒の醸造過程において使用される小型の容器のことです。この用語は、主に大...
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プリコート
プリコートとは、濾過工程において使用される技術の一つで、濾布や濾紙の表面に特定の濾過助剤の層を付...
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ドメーヌ
ドメーヌとは、地元の酒米や水源に由来し、その地域の特性を生かした日本酒を造るスタイルを指します。...
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打瀬
打瀬(うたせ)とは、日本酒の製造過程における特定の期間を指します。この期間は酒母(しゅぼ)の仕込...
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ケカビ
ケカビは、ムコール属に分類されるカビの一種で、日本酒の製造過程において重要な役割を果たします。こ...
地酒(じざけ)とは、特定の地域で生産された日本酒を指します。通常、その地域の気候や水質、地元の米を使用して醸造されるため、その土地の風味や特色を反映することが特徴です。地酒は、各地方の文化や伝統を象徴する存在であり、多くの場合、地元の人々に愛され、評価されています。鹿児島や宮崎地方では、特に赤酒として知られる甘口の日本酒が地酒と呼ばれることもありますが、地酒全般は日本全国のさまざまなスタイルや味わいを含んでいます。地域ごとの特色を楽しむことができるのが地酒の大きな魅力です。
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