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甘蔗

かんしょ

甘蔗(さとうきび)は、主に熱帯や亜熱帯地域で栽培される草本植物で、サトウキビとも呼ばれています。この植物は、糖分を豊富に含んでおり、主にラム酒の製造に利用されます。甘蔗を搾汁して得られる糖液からは砂糖が製造され、その際に出る廃糖蜜は、原料用アルコールの生産にも利用されることがあります。甘蔗は食用や飲料だけでなく、農業や工業においても多様な用途を持つ重要な作物です。

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原料用アルコールとは、日本の酒税法により規定された、酒類製造のための原材料として使用されるアルコールのことを指します。特に清酒の製造に関しては、原料用アルコールには連続蒸留機で製造されたアルコールが含まれます。また、昭和62酒造年度以降の改正により、米、米麹、清酒、または清酒粕を原材料とした焼酎乙類(自製酒や委託製造、共同製造が条件)も原料用アルコールとして認められています。このように原料用アルコールは、清酒の製造において重要な役割を果たしており、酒類の品質や風味に影響を与える要素となっています。

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糖蜜とは、蔗糖やブドウ糖などの結晶を取り除いた後に残る母液を煮詰めて得られる、濃厚な糖分を含む液体のことです。糖蜜は、製糖過程で生じる副産物であり、多くの糖分を豊富に含んでいます。主な種類には、廃糖蜜、精製糖蜜、ハイテスト糖蜜などがあり、それぞれの用途によって異なる特性を持っています。日本酒の製造においては、糖蜜は発酵の過程で酵母の栄養源となることがあります。

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ラムは、主にサトウキビの汁や糖蜜を発酵させ、その後蒸留して作られる蒸留酒です。ラムはカリブ海地域をはじめとする熱帯地域で広く生産されており、ボディや風味が多様であることが特徴です。甘みとスパイシーさが調和した風味が楽しめるものが多く、ライトラムはフルーティーで軽やか、一方、ダークラムは濃厚で複雑な味わいを持つことが一般的です。ラムはそのまま飲むことはもちろん、カクテルのベースとしても人気があります。

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