銚子
ちょうし銚子(ちょうし)は、日本酒を注ぐ際に使用される酒器の一つです。元々は、神事や特別な儀式で使用される高級な酒器を指していました。特に、お屠蘇や三三九度などの伝統的な行事で、酒を盃に注ぐ際に用いられることが多かったです。現在では、徳利(とくり)と同義で使用されることが多く、一般的に日本酒を注ぐ際の器として広く利用されています。銚子は、デザインや素材にバリエーションがあるため、地域や飲むシーンによって異なる雰囲気を楽しむことができる酒器です。
関連用語
-
吟醸酒
吟醸酒は、日本酒の特定名称酒の一つであり、原料として精米歩合60%以下の白米、米麹、水、さらに場合...
-
仕込み水
仕込み水とは、日本酒を醸造する際に、特に仕込み工程で使用される水のことを指します。この水は、酒質...
-
純米酒
純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみ...
-
清酒
清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を...
-
地酒
地酒(じざけ)とは、特定の地域で生産された日本酒を指します。通常、その地域の気候や水質、地元の米...
-
異臭
異臭とは、日本酒において通常の香りとは異なる、嫌な臭いのことを指します。正常な清酒には存在しない...
-
カビ
カビとは、糸状菌に属する微生物の一種で、特に菌糸という細長い細胞から構成されています。カビは葉緑...
-
テリ
テリとは、清酒における透明感や輝きを指す用語です。日本酒のテリが良いとは、酒液が透き通っており、...
-
南部杜氏
南部杜氏は、日本の代表的な杜氏(酒造りの技術者)集団の一つで、特に岩手県を中心に活動しています。...
-
精米歩合
精米歩合(せいまいぶあい)とは、玄米を精米した際に残る白米の割合をパーセントで示す指標です。具体...
酒器とは、日本酒を運んだり飲むために使用する器や容器のことで、さまざまな形状や材質があります。代表的な酒器には、猪口(ちょこ)やぐい呑(ぐいのみ)、盃(さかずき)、グラスがあり、これらは主に日本酒を飲むために用いられます。また、徳利(とっくり)や銚子(ちょうし)、片口(かたくち)などは日本酒を注ぐための容器です。酒器の選び方や使い方には、酒の種類や飲むシーンによって工夫がされることも多く、その個性や美しさが日本酒の楽しみをさらに深めます。
詳細を見る徳利(とっくり)は、日本酒を注ぐための酒器で、主に陶器や磁器で作られています。特徴的には、首の部分が細く、体は rounded している形状をしています。一般的に1合から2合の日本酒を収納でき、その容量のため一度に小さな猪口に注ぐのに適しています。また、沸騰したお湯に直接入れて温めることができるため、温かい日本酒を楽しむための湯煎にも使われることが多いです。徳利は、日本酒の風味を引き立てるために重要な役割を果たす器として、特に日本の食文化において欠かせない存在となっています。
詳細を見る