• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

被害粒

ひがいりゅう

被害粒(ひがいりゅう)とは、日本酒の原料である米の中で、品質が劣るとされる粒を指します。具体的には、発芽した米、病害や虫害を受けた米、形状が異常な奇形の米、胴割れした米、砕けてしまった米、色が変わった茶米などが含まれます。これらの被害粒は、酒造りにおいて酒質を低下させるため、選別や除去が重要です。良質な酒を製造するためには、被害粒を取り除くことが品質向上につながります。

関連用語

原料米

原料米とは、日本酒を造るために使用されるお米のことを指します。一般的に「酒造好適米」または「酒米...

酵母

酵母とは、アルコール発酵に欠かせない単細胞の微生物であり、主に糖分を分解してアルコールと二酸化炭...

酒米

「酒米」とは、日本酒の製造に使用される米を指します。この中には、「酒造好適米」と呼ばれる特に日本...

精米

精米とは、玄米の表面を削り、一部の成分を取り除くプロセスを指します。この作業は、日本酒の醸造にお...

発酵

発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主...

長期熟成酒

長期熟成酒は、通常よりも長い期間(一般的には3年以上)熟成させた日本酒を指します。一般的な日本酒が...

甘味果実酒

甘味果実酒は、果実酒の一種で、特に甘味を強調したタイプの酒を指します。酒税法の定義によれば、甘味...

燗(かん)とは、日本酒を温めて楽しむ方法の一つで、一般的には30度以上に加熱されることを指します。...

盃(さかずき)は、中央が窪んだ円形の酒器で、下部には高台と呼ばれる突起があります。日本酒を飲むた...

越後杜氏

越後杜氏(えちごとうじ)は、新潟県を発祥とする日本酒の醸造に携わる杜氏の集団です。日本の三大杜氏...