• 日本酒
  • 酒蔵
  • 銘柄

ホルマリン

ほるまりん

ホルマリンとは、主にホルムアルデヒドを約40%含む無色の液体で、特有の刺激臭があります。日本酒の製造過程では、麹室における殺菌剤として使用されることがあります。また、アミノ酸度の測定にも利用され、醸造の品質管理に寄与しています。ただし、ホルマリンは取り扱いに注意が必要な物質であり、健康への影響があるため、慎重な使用が求められています。

関連用語

発酵

発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主...

ムレ香

ムレ香(むれこう)とは、火入れを行わない生酒を常温で貯蔵・保管している際に発生することがある劣化...

みりん

みりんは、日本の伝統的な調味料の一つで、甘みと旨味を料理に加えるために使用されます。主に米と米麹...

パスカルの三角形

パスカルの三角形とは、数の配列を三角形の形に並べたもので、各数はその上にある2つの数の和で構成され...

粕換算率

粕換算率とは、製造された日本酒の粕(酒粕)の重量を、酒の容量に換算するための指標です。この換算率...

酢酸菌

酢酸菌とは、主にエチルアルコールを酸化して酢酸を生成する細菌の総称です。日本酒の醸造過程では、酢...

マンガン

マンガンは、酒造用水に含まれる可能性のある元素の一つで、日本酒の品質に影響を与える要因の一つです...

責槽

**責槽(せめぶね)** 責槽とは、醪(もろみ)を圧搾して清酒と清酒粕に分けるプロセスを指します。こ...

メタカリ

メタカリ(メタ亜硫酸カリウム)とは、酸化防止剤として使用される化合物で、日本酒の製造過程において...

調合

調合とは、複数の日本酒を混ぜ合わせて目的とする品質や風味を持つ酒を作り出す技術です。異なる種類の...

アミノ酸は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持つ化合物で、蛋白質の主要な構成成分のひとつです。日本酒において、アミノ酸は味わいの重要な要素となり、特に甘味、旨味、酸味、苦味を形成します。清酒には約19種類のアミノ酸が含まれており、その量が酒の風味や飲みごたえに大きく影響を与えています。 具体的には、アミノ酸度が高い酒はコクのある豊かな味わいを持ちますが、逆に過剰なアミノ酸は雑味を感じさせることもあります。一方で、アミノ酸度が低い酒は、すっきりとした淡麗な味わいが特徴です。アミノ酸は...

詳細を見る

殺菌剤は、日本酒の製造過程において重要な役割を果たす薬剤で、主に微生物の繁殖を抑制し、品質を保つために使用されます。代表的な酒造用殺菌剤には、過酸化水素、逆性石けん、次亜鉛素酸ナトリウム、ヨード剤、ホルマリンなどがあります。これらの薬剤は、それぞれ異なる特性を持っており、具体的な使用目的に応じて使い分けられます。酒造りでは、殺菌剤を適切に利用することで、醸造中の雑菌の影響を最小限に抑え、清らかで美味しい日本酒を生み出すことができます。

詳細を見る

麹室(こうじむろ)とは、麹を製造するための専用の部屋で、特に日本酒の醸造において重要な役割を果たします。この部屋は、麹菌の生育に最適な温度と湿度を維持するために設計されています。一般的に、麹室には主に杉板が使用されており、保温性が高く、結露が起きにくい構造になっています。 麹室には通常、二つの区画(グループ)があり、それぞれ30℃から45℃程度の温度を安定的に保てるように管理されています。また、乾湿度の調整が容易であるため、麹菌の繁殖を促進し、質の高い麹を作る環境が整っています。加えて、室内には温...

詳細を見る