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山形・樽酒トロフィーを獲得!日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の『思凛』が世界で最も権威あるワイン品評会「IWC 2025」で受賞
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」(運営:株式会社Clear/東京都渋谷区 代表取締役CEO:生駒龍史)は、4月14日からロンドンで審査が行われた「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2025」のSAKE部門にて「山形・樽酒トロフィー」を、ジャパニーズオークで貯蔵した『思凛(しりん)』が獲得しました。同品評会は“日本国外で行われる日本酒審査会として、最大かつ最も影響力のあるイベント”といわれ、優れた品質の日本酒を審査し表彰するものです。

『思凛』が世界で最も権威あるワイン品評会「IWC 2025」で「山形・樽酒トロフィー」を獲得
世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』ことをパーパスに掲げる日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2025」にて、北海道産のミズナラ樽に貯蔵した『思凛(しりん)』が「山形・樽酒トロフィー」を獲得しました。
トロフィーは、5月20日に発表されたゴールドメダル受賞酒の中から、特に優れたものに与えられる賞で、1,476点が出品された中から32点がトロフィーに輝きました。『思凛』が獲得した「樽酒トロフィー」は、樽酒の素晴らしさを表現した出品酒に授与されたものです。
IWCの審査員は『思凛』について次のように評しています。
「甘やかで乳酸の香りに、炊きたてのポップコーンやもち米のような優しい芳香が重なる。口当たりは澄んでいて熟した印象をもち、食事に寄り添う爽やかな余韻が広がる。(Clearにて翻訳) 原文:Sweet, lactic notes, fresh popcorn and Japanese sticky rice with mochi-like aromas. Clean and ripe on the palate with a food-friendly, fresh finish.」
静謐とエレガンスが薫る、ミズナラ樽貯蔵酒『思凛』
『思凛』は、精米歩合18%で醸したクリアで繊細な味わいの日本酒を、北海道産のミズナラ樽で短期貯蔵。ほんのりと、それでいて確かに感じられるオーク香を溶け込ませた、日本酒の新たな扉を開く一本です。
「樽貯蔵」と聞くと、琥珀色の酒をイメージしがちですが、『思凛』は目を凝らせばわずかに色がかってはいるものの、あくまでも澄み切った透明な色調。その味わいも、樽のニュアンスばかりが前面に出ているわけではありません。目指したのは日本酒本来の味わいと樽香が最高のバランスで両立する一点。森に分け入るかのように心を解きほぐし、グラスの底に奥ゆかしいミズナラの樽の香りを見出す。それこそが、『思凛』が辿り着いた極地です。


絶妙な味わいのバランスを実現するために、新樽と古樽でそれぞれで貯蔵させたものをブレンドして仕上げています。樽そのものはミディアムトーストに仕上げつつ、貯蔵期間を短くすることで、樽香のニュアンスを調整。米の味わいとミズナラの香りのバランスが理想的になる一瞬を見極めています。『思凛』は“日本酒の樽貯蔵”という様式に、ひとつの新たな道を示しています。
思凛の挑戦のストーリー
https://jp.sake100.com/blogs/story/2210-shirin-brewing


IWC 2025概要 — 1,476銘柄がエントリー。トロフィー受賞はわずか2%
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)は、1984年に設立された、世界的に最も権威あるブラインドテイスティング審査会の一つです。2007年に「SAKE部門」が設けられて以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。
「IWC 2025」のメダル受賞酒の結果は2025年5月20日に発表され、つづいてゴールドメダルを獲得した出品酒の中で特に優れたものに授与されるトロフィーが、5月27日に発表されました。普通酒、本醸造、純米、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、大吟醸、 スパークリング、古酒、熟成酒の10カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインド・テイスティングによる審査が行われました。毎年ロンドンで審査会が行われており、今年は18の国と地域から総勢70名の審査員が参加しました。今年は1,476銘柄の日本酒がエントリーされ、そのうちの2%にあたる32点がトロフィーに輝きました。
「IWC 2025」SAKE部門 受賞結果
http://www.sakesamurai.jp/iwc25_trophy.html
「IWC 2025」でトロフィーを獲得した『思凛』
思凛|SHIRIN — 密やかにたたずむ、森のエレガンス。
精米歩合18%で醸したクリアで繊細な味わいの日本酒を、北海道産のミズナラ樽で短期貯蔵。ほんのりと、それでいて確かに感じられるオーク香を溶け込ませました。凛と張りつめた森林を思わせる、日本酒の新たな扉を開く一本です。

商品名:思凛|SHIRIN
製造者:奥羽自慢(山形)
内容量:720ml
価格:¥41,800(税込・送料別)
世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』SAKE HUNDRED
SAKE HUNDREDは、世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』ことをパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランドです。最高峰のグローバルブランドとして、味覚だけでなく、お客様の心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を築いていきます。最上の体験によってもたらされる、身体的・精神的・社会的な満足、そのすべてが、SAKE HUNDREDのお届けする価値です。

会員登録で、最新情報や限定商品などを案内
SAKE HUNDREDでは、最新情報や会員限定のお知らせ、限定商品の販売などを行っております。会員登録は無料ですので、ぜひご登録ください。
SAKE HUNDRED会員登録
https://jp.sake100.com/account/register
会社概要
会社名:株式会社Clear https://clear-inc.net
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目4ー3 JP渋谷4階
設立:2013年2月7日
代表取締役:生駒龍史
資本金:1億円
事業内容:
- 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」 https://jp.sake100.com/
- 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」 https://jp.sake-times.com
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詳細を見る熟成とは、日本酒が一定期間貯蔵される過程を指します。この過程では、火入れを施した清酒をタンクや瓶に貯蔵し、時間をかけて風味や香りが変化していきます。新酒特有の香りが和らぎ、飲みやすいまろやかな味わいに変わることが特徴です。熟成により、酒の中に含まれる成分が相互に作用し、より深みのあるコクや複雑な旨味を生み出します。熟成は日本酒の魅力を引き出す重要な工程であり、適切な環境下で行われることで、酒質が向上します。
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