
株式会社丸井(本社:東京都中野区、取締役社長:青野 真博)は関谷醸造株式会社(本社:愛知県北設楽郡、代表取締役:関谷 健)、徳川美術館(所在地:愛知県名古屋市、館長:徳川 義崇)とコラボし、美術館の90周年を記念した数量限定の日本酒を、2025年6月13日(金)よりマルイのネット通販「マルイウェブチャネル」で受注発売いたします。本コラボでは、時代を超えて受け継がれる日本文化の香りと美を、徳川美術館の歴史とともに味わい、未来へと紡ぐひとときをお届けします。

■芳醇な香りと余韻「蓬莱泉×とくびぐみ 純米大吟醸」

徳川美術館は、徳川家康から尾張徳川家初代の徳川義直(徳川家康9男)が譲り受けた遺品を中核に、江戸時代を通じて御三家筆頭の大名家に受け継がれてきた名品と、その後の収集品から成る1万件を超えるコレクションを有する美術館です。所蔵する⼑剣の中でも人気の6振(鯰尾藤四郎、後藤藤四郎、物吉貞宗、南泉⼀⽂字、本作⻑義、五⽉⾬郷)を総称して「とくびぐみ」と呼ばれており人気を博しています。
2025年11月に開館90周年を迎え、文化継承の新たなステージへと踏み出す徳川美術館と同じ故郷を持つ、元治元年(1864年)創業の酒蔵「関谷醸造株式会社」との地元コラボが実現しました。
本コラボの銘柄「蓬莱泉 純米大吟醸」は、愛知県で開発された奥三河産の酒造好適米「夢山水」を使用し、愛知県北設楽郡の蔵で仕込まれた、まさに愛知づくしのお酒です。
一般的に日本酒の平均度数といわれる15度よりも度数を抑えた低アルコールタイプのため、ワインのような軽快さを楽しめながらも、日本酒の持つ奥深いコクや旨みがたっぷりと詰まった純米大吟醸です。
日本酒と名刀の持つお互いの特徴を引き出しつつ、一つになったその味わいは、切れ味が鋭く洗練されています。口にした瞬間から華やかで洋ナシのような上品な香りが広がり、口当たりは爽快でありながら滑らかでほど良い酸味があり、香りと旨みが調和し、味わいに豊かさをもたらします。

ラベルには「とくびぐみ」6振の刀身のイラストを使用。日本酒の持つ伝統的で洗練されたイメージと、日本刀の持つ美術品としても芸術的な美しさをかけ合わせたデザインに仕上げました。
黒に映える金の箔押しが、90周年記念にふさわしい華やかさを演出しています。同時販売のぐい吞みとともに、最上級のひとときをお楽しみください。

なお、本商品は限定ラベルとコラボロゴ入りパッケージ箱、さらには「蓬莱泉×とくびぐみ 純米大吟醸」をそのままミニサイズにしたミニチュアボトルチャームが付属します。

※ミニチュアボトルチャームは商品1点につき1点を同梱してお届けします
■商品概要
商品名:蓬莱泉×とくびぐみ 純米大吟醸
価 格:5,500円(税込)
内容量:720ml
種 別:純米大吟醸
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:麹米…夢山水(精米歩合45%)、掛米…夢山水(精米歩合45%)
アルコール度数:14度
■「ほうらいせんキッチンカー」が徳川美術館に!


6月14日(土)から徳川美術館で開催される「徳川美術館・蓬左文庫開館90周年記念夏季特別展『時をかける名刀』」会期中、関谷醸造株式会社が運営する「ほうらいせんキッチンカー」が出店します。
酒粕を餌に食べて育った黒毛和牛を使用した「源氏和牛肉まん」や、蓬来泉の仕込み水は超軟水の湧き水で、その水でつくった「かき氷」や「珈琲」、麹でつくったノンアルコールの甘酒を練りこんだ、滑らかな舌触りがたまらない「糀ソフトクリーム」などを販売します。
お酒の杯売りでは本コラボの「蓬莱泉 純米大吟醸」を実際にお試しいただけます。
▼出店スケジュールはこちらからご確認ください
https://www.houraisen.co.jp/ja/kitchen-car.html
※出店日程やメニューは一部変更になる場合がございます
■関谷醸造株式会社について
創業160年を超える酒造りの歴史を持つ老舗酒造会社です。日本酒やリキュールなどの酒類製造や販売のほか、地域の農業を守り、地域の特色を活かした食の豊かさを追い求めるという観点からも農業に取り組み、酒米を自社栽培。日本酒の可能性を柔軟に追求し、伝統の技と革新的な技術を用いた高品質な酒造りを行っています。


■受注販売について
受注サイト:マルイのネット通販「マルイウェブチャネル」
受 注 期 間:2025年6月13日(金)12:00~7月27日(日)23:59
※当商品はお酒です。20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています
※数量限定商品のため、上限数量に達し次第終了となります
商品やイベントの情報は随時、X(旧Twitter)「刀剣グッズ&イベント情報byマルイ」にてアップいたします!ぜひチェックしてみてください。
▼刀剣グッズ&イベント情報byマルイX(旧Twitter)
▼徳川美術館HP
https://www.tokugawa-art-museum.jp
▼とくびぐみ情報局X(旧Twitter)
▼マルイウェブチャネル
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