
- ニュース・トピック
ヤヱガキ酒造、フランスの日本酒コンクール「Kura Master 2025」で2銘柄がプラチナ賞受賞!「八重墻 純米大吟醸」は2年連続の快挙
兵庫県姫路市で350年以上の歴史を誇るヤヱガキ酒造株式会社(本社:兵庫県姫路市林田町、代表取締役社長:長谷川雄介)は、フランス・パリで開催された日本酒コンクール「Kura Master 2025」において、「八重墻 純米大吟醸」と「八重墻 特別純米」の2銘柄が、それぞれの部門でプラチナ賞を受賞しました。「八重墻 純米大吟醸」は、2年連続でのプラチナ賞受賞となり、今年は「純米大吟醸酒(36-50%)部門」のプラチナ賞の中から「優秀賞」にも選出されています。また、「八重墻 特別純米」も「純米酒(51-65%)部門」においてプラチナ賞および優秀賞を獲得しました。

Kura Master 2025 受賞酒
・純米大吟醸酒(精米歩合36-50%)部門 プラチナ賞

八重墻 純米大吟醸
ふくらみのある米の旨みと、繊細でエレガントな香りが調和した、上品な味わいの純米大吟醸酒。兵庫県産の山田錦を50%まで磨き、低温で丁寧に仕込むことで、雑味のないまろやかな味わいに仕上げています。
・純米酒(精米歩合51-65%)部門 プラチナ賞

八重墻 特別純米
食中酒として高い評価を得ている特別純米酒。力強さとやわらかな酸のバランスが特長で、どんな料理にも寄り添う懐の深い味わいです。
「Kura Master」とは
「Kura Master」は、2017年からフランスで開催されている、日本酒を含む和酒を対象とした酒類コンクールです。審査員はフランスの一流ソムリエやホテル・レストラン業界の専門家で構成され、彼らの感性とプロフェッショナルな視点でブラインドテイスティングが行われます。
「Kura Master 2025」では、数千点に及ぶ出品酒の中から、味わい・香り・食中酒としての相性などが総合的に評価されました。(日本酒出品数 計1083銘柄)
ヤヱガキ酒造について



ヤヱガキ酒造株式会社は兵庫県姫路市に位置する創業359年を迎える酒蔵です。播州の豊かな自然と清らかな水に恵まれたこの地で、地域とともに日本酒文化を育んできました。1999年からはアメリカにおいても清酒の醸造を開始し、積極的にグローバル展開を進めてまいりました。今回の受賞は、ヤヱガキ酒造の日本酒が国際的な舞台でも一層高い評価を得たことを示すものです。今後も皆様からのご支援に心より感謝しながら、より高い品質を追求し、日本酒の魅力を世界へ届けてまいります。
ヤヱガキ酒造 代表取締役社長 長谷川雄介 受賞コメント
日本酒は、もともと日々の食卓に寄り添い、料理の味を引き立てる存在です。私たちは、伝統的な製法を大切にしながらも、現代の食生活に合う味わいを追求し続けてきました。今回、『八重墻』の2銘柄が「Kura Master」という国際的なコンクールで高く評価されたことは、当蔵の日本酒が「食中酒」として世界の食文化の中でも受け入れられつつあることを示す、大きな励みとなりました。これからも、丁寧な酒造りを通じて、日本酒の魅力を国内外に発信してまいります。
ヤヱガキ酒造株式会社 概要
会社名:ヤヱガキ酒造株式会社 Yaegaki Sake & Spirits, Inc.
所在地:〒679-4298 兵庫県姫路市林田町六九谷681
URL:https://www.yaegaki.co.jp/sake/
創業:寛文6年(1666年)
代表者: 長谷川 雄介(代表取締役社長) / CEO
資本金:3,000万円
連絡先:TEL 079-268-8080
事業内容:清酒、焼酎、その他酒類の製造及び販売 、自社商品及び技術提携による新商品開発
関連記事
-
- ニュース・トピック
フランスの日本酒コンクール「Kura Master 2025」で『礼比』『百光』『深星』がプラチナ賞を受賞
2025/06/11
-
- ニュース・トピック
津南醸造、エイジングケアと至福の一杯「ウェルビーイングセット」新発売
2025/06/10
-
- ニュース・トピック
日本酒ブランドMINAKIのフラッグシップ商品「極幻|GOKUGEN」がフランスKura Masterで金賞を受賞
2025/06/10
-
- ニュース・トピック
新生 金龍蔵ブランド「祥雲金龍」第2弾!初夏の季節限定商品「祥雲金龍 純米吟醸 木桶仕込み」扁平精米採用で5月15日発売スタ...
2025/06/10
-
- ニュース・トピック
フランスで選ばれた今年の日本酒と梅酒「Kura Masterコンクール2025」受賞酒を発表!
2025/06/10
-
- ニュース・トピック
【ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ】旬の味覚と「八海山」とが奏でる箱根の夏の夜
2025/06/06
純米大吟醸酒は、精米歩合が50%以下の白米と米麹、そして水を原料とし、吟味された方法で醸造される特定名称の清酒です。この酒は、吟醸造りという低温発酵の手法を用いて作られ、酵母が生み出す華やかな吟醸香とともに、すっきりとしたなめらかな味わいが特徴です。 純米大吟醸酒の製造過程では、原料米を50%以上削り、精米歩合を50%以下にする必要があります。また、原料の米麹は麹歩合15%以上を採用し、醸造アルコールや糖類は一切添加されません。このため、純度が高く、米本来の旨味や香りをじっくりと楽しむことができます...
詳細を見る特別純米酒とは、精米歩合が60%以下の白米と米麹、水を用いて醸造された日本酒の一種です。特別純米酒は、香味や色沢が特に優れた酒として評価されています。特に注目すべき点は、醸造過程における特別な製造方法により、他の純米酒と差別化されることです。この「特別」という表現は、各蔵元によって異なる定義を持つため、具体的な製造手法に関しては蔵によって様々です。 特別純米酒は、特定名称酒の一つであり、清酒の製法品質表示基準に基づいています。これは、使用される原材料や製造方法が、香味や外観において優れているこ...
詳細を見る精米歩合(せいまいぶあい)とは、玄米を精米した際に残る白米の割合をパーセントで示す指標です。具体的には、精米後の白米の重量を元の玄米の重量で割り、100を掛けることで計算されます。例えば、精米歩合が60%ということは、玄米の外側40%が削り取られ、残りの60%が白米として使用されることを意味します。 精米歩合が低いほど、より多くの外層が削られており、精白された部分が大きくなります。結果として、雑味が少なく、スッキリとした味わいの日本酒が造られることが多いです。一般的に、精米歩合が高い(外層を多く残してい...
詳細を見る食中酒とは、食事と共に楽しむために選ばれたお酒のことです。料理の味を引き立てたり、香りや風味を相互に補完する役割を果たします。例えば、魚料理には爽やかな風味の日本酒が合うことが多く、肉料理にはコクのある醇酒が好まれることがあります。食中酒の魅力は、料理との組み合わせによって新たな味わいを発見できる点、つまり「マリアージュ」にあります。日本酒においては、さっぱりとした爽酒や、ふくよかな味わいの醇酒、さらには独特の香りを持つ薫酒などが、食中酒としてふさわしい選択肢となります。このように、食中酒は...
詳細を見る純米酒は、白米、米麹、水を原料として醸造された清酒の一種です。精米歩合は70%以下で、米と米麹のみを使用しているため、添加物や醸造アルコールは一切含まれていません。このため、純米酒はお米本来の風味を存分に楽しむことができ、豊かな味わいを持つことが特徴です。 製法品質表示基準に基づいて、純米酒は特定名称酒の一つとして認定されています。この基準によれば、香味や色沢が良好であることが求められていますが、厳密な精米歩合の基準は設定されていません。一般的に純米酒は、しっかりとした味わいと芳醇な香りが楽し...
詳細を見る山田錦は、日本酒の製造において最も重要な酒造好適米の一つです。兵庫県の農業試験場で1936年に命名され、その後、日本を代表する酒米として認知されています。山田錦は、主に酒造りに適した特性を持っており、高精白が可能な心白を持っています。この特性により、吟醸酒や大吟醸酒の製造に特に重宝されています。 その栽培は非常に難易度が高く、倒伏しやすい性質や低い耐病性が課題とされますが、特に兵庫県三木市や加東市にある特A地区で生産された山田錦は、その品質が最上級とされています。心白が小さく、たんぱく質の含有が少...
詳細を見る雑味とは、日本酒の味わいにおいて不快感を伴う要素を指します。一般的には、味のバランスが崩れた状態において現れるもので、特に苦味や渋みが強く感じられる場合に使われます。これらの雑味は、他の味わいとの調和が取れていない結果として現れるため、清酒の品質や風味の評価において一个重要な指標とされます。清澄な味わいに対して「雑味」は「きたない味」と形容されることもありますが、これは日本酒の本来の旨味や香りが損なわれていることを示唆しています。雑味が多すぎると、日本酒の飲みごたえは損なわれ、満足度は低下す...
詳細を見る酒類とは、アルコールを含む飲料の総称であり、一般的には酒税法に基づいて定義されています。具体的には、アルコール分が1度以上の飲料が酒類に該当します。日本では、清酒、ビール、ワイン、焼酎など、多様な種類の酒類が存在し、それぞれの製法や原料によって特徴が異なります。また、酒類は文化や地域に根ざした飲み物であり、さまざまなシーンで楽しまれています。
詳細を見る焼酎とは、日本の伝統的な蒸留酒であり、主に二つのカテゴリーに分類されます。甲類焼酎は連続式蒸留機を使用し、アルコール分は36度未満で、一般的にホワイトリカーと呼ばれています。乙類焼酎は単式蒸留機を使用し、アルコール分は45度以下で、本格焼酎とされます。焼酎はウイスキーやブランデーなどの蒸留酒とは異なるため、法律上別のカテゴリに分類されています。 また、焼酎にはさまざまな種類があり、乙類焼酎の場合、主原料によって多様な製品が存在します。例えば、米を主原料とする米焼酎、さつまいもを使ったいも焼酎、麦...
詳細を見る清酒(せいしゅ)は、日本酒を指し、米と水を主成分として発酵させて作られる酒類です。醪(もろみ)を漉すことによって、澄んだ酒に仕上げられる点から「清酒」という名称が生まれました。また、清酒は特に醸造アルコールを添加せず、純粋に米の成分から生成されたものを指す場合が多いです。飲み方や提供方法も多様で、和食との相性が良く、冷やしても、温めても楽しむことができます。最も代表的な日本の伝統的な酒であり、国内外で高く評価されています。
詳細を見る